日経平均株価の概要

日経平均株価とは?
日経平均株価とは、簡単にいえば日本を代表する主要企業の株価を指標化したものです。
225銘柄から成り立っており、それぞれ各業種の代表ともいうべき銘柄が選ばれています。
「日経平均株価」が正式な名前ですが、「日経平均」や「日経225」と呼ばれることもあります。日本経済新聞社が公表しており、東証株価指数(TOPIX)とともに日本の株式市場の代表的な株価指数といって差し支えないでしょう。海外でも「NIKKEI225」という名前で知られており、日本経済の値動きの指標となっています。
日経平均株価の始まり
日経平均株価のことを「日経ダウ平均」という名前で記憶している方も多いかも知れません。 というのも、日経平均株価はダウ・ジョーンズ社と独占契約を結んでダウという名前を借り、1975年(昭和70年)に「日経ダウ平均」としてスタートしたからです。
その後、日経ダウ平均を指標とする株価指数先物取引が始まりましたが、当時のダウ・ジョーンズ社は先物取引(デリバティブ取引)に消極的な立場であったため、1985年には「日経平均株価」と名称を改めることになりました。
日経平均株価の構成銘柄
日経平均株価に採用されるのは、東京証券取引所プライム市場(旧:市場第一部)に上場する株式のうち、業種のバランスと銘柄の流動性の高さなどが主な基準となり、総合的なバランスを加味した上で銘柄の入れ替えが行われています。
2023年1月27日時点における上位構成銘柄(10位まで)と寄与度は、以下のとおりです。ちなみに、寄与度とは日経平均株価のデータに対する影響度合いであり、これは社会的影響の指標の一つとなります。
- ファーストリテイリング(構成率:9.82%、寄与度+40.75)
- 東京エレクトロン(構成率:5.69%、寄与度:-2.05)
- ソフトバンクグループ(構成率:4.65%、寄与度:-1.44)
- KDDI(構成率:3.03%、寄与度:-14.18)
- ダイキン工業(構成率:2.82%、寄与度:+0.86)
- ファナック(構成率:2.80%、寄与度:+3.25)
- アドバンテスト(構成率:2.36%、寄与度:-11.64)
- 信越化学工業(構成率:2.29%、寄与度:+24.65)
- テルモ(構成率:1.88%、寄与度:-9.86)
- TDK(構成率:1.72%、寄与度:-5.65)
また、日経平均株価は2022年10月の定期見直しからルールが改定されました。一部の構成銘柄のウェイトが高くなりすぎないように条件が設けたほか、2023年からは見直しの頻度を春・秋の年2回にしました。
日本の上場企業は、国際的に見れば新陳代謝が悪いと言われています。この現状を改善するため、東京証券取引所は東証プライムを取り入れて基準厳格化をしました。日経平均株価は見直しの頻度を増やすことで新陳代謝促進を進める見込みです。